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日別アーカイブ: 2025年10月14日

荒木電機のよもやま話~第17回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っている

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

エコキュート設置と電気工事の関係

 

 

 

⚡ 200V専用回路が欠かせない理由

 

エコキュートは「空気の熱でお湯をつくる」次世代給湯システム。
省エネ性や環境性の高さから、多くのご家庭で導入が進んでいます🌏

ただし――
設置には必ず電気工事が必要です。
なぜなら、エコキュートはヒートポンプユニットを動かすために200Vの電力を使用するからです。


🔌 専用回路とは?

 

一般的な家庭のコンセントは100V。
しかし、エコキュートは消費電力が高いため、他の電化製品と同じ回路で使用するとブレーカーが落ちる危険があります⚠️

そこで必要になるのが、200V専用回路です。

電気工事士が分電盤(ブレーカー)から専用の配線を引き、
ヒートポンプユニットまで安全に電気を供給できるようにします。

この「専用回路」があることで、
・電圧の安定
・機器の寿命延長
・漏電や過負荷の防止
が可能になります💡


🧰 電気工事の流れ

 

エコキュートの電気工事は、次の手順で進められます👇

1️⃣ 分電盤の確認
 → 空きブレーカーの有無、容量、配線経路をチェック。

2️⃣ 専用配線の設置
 → ブレーカーから屋外のエコキュート設置位置まで、200V線を配線。
  建物の構造に合わせて、モール配線や露出配管などを選択。

3️⃣ アース(接地)工事
 → 落雷時などの感電防止のため、アースを確実に接続。

4️⃣ 電圧確認・試運転
 → 電圧が安定しているか、電流値が正常かを測定。

このように、専門的な資格を持つ電気工事士による施工が必須です🔧


💡 既存住宅での注意点

 

既に給湯器が設置されている住宅では、
分電盤の容量が不足していたり、配線が老朽化しているケースもあります。

その場合は、電気容量の増設工事分電盤の交換が必要になることも。
特に古い住宅では、設置前の現地調査がとても重要です🏠


🌈 まとめ

 

✅ エコキュートは200Vの電力が必要
✅ 安全のため、専用回路を設ける
✅ 電気工事士による施工が必須
✅ 分電盤の容量確認とアース接続も忘れずに

見えない部分だからこそ、丁寧な電気工事が安心につながる
それが長く快適に使うための第一歩です✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っております。

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