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月別アーカイブ: 2025年10月

荒木電機のよもやま話~第18回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っている

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

エコキュートの騒音対策

 

 

 

🌙 夜でも安心!静かなヒートポンプの秘密と設置の工夫

 

エコキュートは「ヒートポンプ」という装置を使って空気の熱を集め、お湯を沸かします。
このヒートポンプユニットにはファンとコンプレッサーが内蔵されており、
運転中には一定の稼働音が発生します。

とはいえ、最新機種では非常に静か✨
静音設計が進み、夜間運転でもほとんど気にならないレベルになっています。


🔊 騒音の目安はどのくらい?

 

一般的なエコキュートの稼働音は40dB前後
これは図書館の静けさや、エアコンの室外機程度の音量です。

しかし、周囲の環境や設置条件によっては、
「音が響く」「壁に反射して気になる」といったケースもあります。

特に夜間は周囲が静かになるため、
小さな音でも敏感に感じやすくなります🌙


🏠 騒音を抑える設置のコツ

 

設置時のちょっとした配慮で、騒音の感じ方は大きく変わります👇

🔹 ① 隣家や寝室から距離を取る

ヒートポンプは壁や窓、隣家との距離が近いと、反射音が気になりやすくなります。
できるだけ建物の角や道路側など、音が抜ける方向に設置するのが理想です。


🔹 ② 固定部分に防振ゴムを使用する

 

ヒートポンプの振動が地面や壁に伝わると、
「ブーン」という低周波音が響くことがあります。
防振ゴムや架台クッションを使用することで、振動を大幅に軽減できます🔧


🔹 ③ 周囲に反射する壁を避ける

 

コンクリート塀や狭い通路など、音が反射しやすい場所は避けるのがベスト。
もし避けられない場合は、防音パネルや植栽を設置して“音の吸収”を促します🌿


🌤️ メーカーの静音化技術

 

近年のエコキュートは、

  • ファンの形状を改良して風切り音を軽減

  • コンプレッサーを防音カバーで覆う

  • 夜間モード(静音運転)を搭載

など、技術的にも大きく進化しています。

夜中にお湯を沸かす「夜間電力モード」でも、
従来より格段に静かに稼働するため、近隣への配慮もしやすくなりました🌙


🧩 ご近所トラブルを防ぐために

 

音の問題は、感じ方に個人差があります。
設置前には、
「ここに置くと音が届くかも?」というポイントを施工業者と一緒に確認しておきましょう。

特に住宅密集地では、音の方向や風向きまで考慮した設置が大切です。
トラブルを防ぐことで、長く安心して使い続けることができます😊


💬 まとめ

 

✅ エコキュートの稼働音は約40dB(図書館並み)
✅ 設置場所と防振対策で、音の感じ方は大きく変わる
✅ 最新機種は静音化が進み、夜間でも安心
✅ 隣家への配慮が“快適な暮らし”をつくる鍵


エコキュートは、ただの給湯器ではなく、
快適な生活と環境を両立するスマート設備です🌿


安全な電気工事と、静かな設置環境――
この2つが揃ってこそ、本当の“安心リフォーム”が完成します✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っております。

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荒木電機のよもやま話~第17回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っている

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

エコキュート設置と電気工事の関係

 

 

 

⚡ 200V専用回路が欠かせない理由

 

エコキュートは「空気の熱でお湯をつくる」次世代給湯システム。
省エネ性や環境性の高さから、多くのご家庭で導入が進んでいます🌏

ただし――
設置には必ず電気工事が必要です。
なぜなら、エコキュートはヒートポンプユニットを動かすために200Vの電力を使用するからです。


🔌 専用回路とは?

 

一般的な家庭のコンセントは100V。
しかし、エコキュートは消費電力が高いため、他の電化製品と同じ回路で使用するとブレーカーが落ちる危険があります⚠️

そこで必要になるのが、200V専用回路です。

電気工事士が分電盤(ブレーカー)から専用の配線を引き、
ヒートポンプユニットまで安全に電気を供給できるようにします。

この「専用回路」があることで、
・電圧の安定
・機器の寿命延長
・漏電や過負荷の防止
が可能になります💡


🧰 電気工事の流れ

 

エコキュートの電気工事は、次の手順で進められます👇

1️⃣ 分電盤の確認
 → 空きブレーカーの有無、容量、配線経路をチェック。

2️⃣ 専用配線の設置
 → ブレーカーから屋外のエコキュート設置位置まで、200V線を配線。
  建物の構造に合わせて、モール配線や露出配管などを選択。

3️⃣ アース(接地)工事
 → 落雷時などの感電防止のため、アースを確実に接続。

4️⃣ 電圧確認・試運転
 → 電圧が安定しているか、電流値が正常かを測定。

このように、専門的な資格を持つ電気工事士による施工が必須です🔧


💡 既存住宅での注意点

 

既に給湯器が設置されている住宅では、
分電盤の容量が不足していたり、配線が老朽化しているケースもあります。

その場合は、電気容量の増設工事分電盤の交換が必要になることも。
特に古い住宅では、設置前の現地調査がとても重要です🏠


🌈 まとめ

 

✅ エコキュートは200Vの電力が必要
✅ 安全のため、専用回路を設ける
✅ 電気工事士による施工が必須
✅ 分電盤の容量確認とアース接続も忘れずに

見えない部分だからこそ、丁寧な電気工事が安心につながる
それが長く快適に使うための第一歩です✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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