ブログ|荒木電機株式会社

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荒木電機のよもやま話~第18回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っている

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

エコキュートの騒音対策

 

 

 

🌙 夜でも安心!静かなヒートポンプの秘密と設置の工夫

 

エコキュートは「ヒートポンプ」という装置を使って空気の熱を集め、お湯を沸かします。
このヒートポンプユニットにはファンとコンプレッサーが内蔵されており、
運転中には一定の稼働音が発生します。

とはいえ、最新機種では非常に静か✨
静音設計が進み、夜間運転でもほとんど気にならないレベルになっています。


🔊 騒音の目安はどのくらい?

 

一般的なエコキュートの稼働音は40dB前後
これは図書館の静けさや、エアコンの室外機程度の音量です。

しかし、周囲の環境や設置条件によっては、
「音が響く」「壁に反射して気になる」といったケースもあります。

特に夜間は周囲が静かになるため、
小さな音でも敏感に感じやすくなります🌙


🏠 騒音を抑える設置のコツ

 

設置時のちょっとした配慮で、騒音の感じ方は大きく変わります👇

🔹 ① 隣家や寝室から距離を取る

ヒートポンプは壁や窓、隣家との距離が近いと、反射音が気になりやすくなります。
できるだけ建物の角や道路側など、音が抜ける方向に設置するのが理想です。


🔹 ② 固定部分に防振ゴムを使用する

 

ヒートポンプの振動が地面や壁に伝わると、
「ブーン」という低周波音が響くことがあります。
防振ゴムや架台クッションを使用することで、振動を大幅に軽減できます🔧


🔹 ③ 周囲に反射する壁を避ける

 

コンクリート塀や狭い通路など、音が反射しやすい場所は避けるのがベスト。
もし避けられない場合は、防音パネルや植栽を設置して“音の吸収”を促します🌿


🌤️ メーカーの静音化技術

 

近年のエコキュートは、

  • ファンの形状を改良して風切り音を軽減

  • コンプレッサーを防音カバーで覆う

  • 夜間モード(静音運転)を搭載

など、技術的にも大きく進化しています。

夜中にお湯を沸かす「夜間電力モード」でも、
従来より格段に静かに稼働するため、近隣への配慮もしやすくなりました🌙


🧩 ご近所トラブルを防ぐために

 

音の問題は、感じ方に個人差があります。
設置前には、
「ここに置くと音が届くかも?」というポイントを施工業者と一緒に確認しておきましょう。

特に住宅密集地では、音の方向や風向きまで考慮した設置が大切です。
トラブルを防ぐことで、長く安心して使い続けることができます😊


💬 まとめ

 

✅ エコキュートの稼働音は約40dB(図書館並み)
✅ 設置場所と防振対策で、音の感じ方は大きく変わる
✅ 最新機種は静音化が進み、夜間でも安心
✅ 隣家への配慮が“快適な暮らし”をつくる鍵


エコキュートは、ただの給湯器ではなく、
快適な生活と環境を両立するスマート設備です🌿


安全な電気工事と、静かな設置環境――
この2つが揃ってこそ、本当の“安心リフォーム”が完成します✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第17回~

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エコキュート設置と電気工事の関係

 

 

 

⚡ 200V専用回路が欠かせない理由

 

エコキュートは「空気の熱でお湯をつくる」次世代給湯システム。
省エネ性や環境性の高さから、多くのご家庭で導入が進んでいます🌏

ただし――
設置には必ず電気工事が必要です。
なぜなら、エコキュートはヒートポンプユニットを動かすために200Vの電力を使用するからです。


🔌 専用回路とは?

 

一般的な家庭のコンセントは100V。
しかし、エコキュートは消費電力が高いため、他の電化製品と同じ回路で使用するとブレーカーが落ちる危険があります⚠️

そこで必要になるのが、200V専用回路です。

電気工事士が分電盤(ブレーカー)から専用の配線を引き、
ヒートポンプユニットまで安全に電気を供給できるようにします。

この「専用回路」があることで、
・電圧の安定
・機器の寿命延長
・漏電や過負荷の防止
が可能になります💡


🧰 電気工事の流れ

 

エコキュートの電気工事は、次の手順で進められます👇

1️⃣ 分電盤の確認
 → 空きブレーカーの有無、容量、配線経路をチェック。

2️⃣ 専用配線の設置
 → ブレーカーから屋外のエコキュート設置位置まで、200V線を配線。
  建物の構造に合わせて、モール配線や露出配管などを選択。

3️⃣ アース(接地)工事
 → 落雷時などの感電防止のため、アースを確実に接続。

4️⃣ 電圧確認・試運転
 → 電圧が安定しているか、電流値が正常かを測定。

このように、専門的な資格を持つ電気工事士による施工が必須です🔧


💡 既存住宅での注意点

 

既に給湯器が設置されている住宅では、
分電盤の容量が不足していたり、配線が老朽化しているケースもあります。

その場合は、電気容量の増設工事分電盤の交換が必要になることも。
特に古い住宅では、設置前の現地調査がとても重要です🏠


🌈 まとめ

 

✅ エコキュートは200Vの電力が必要
✅ 安全のため、専用回路を設ける
✅ 電気工事士による施工が必須
✅ 分電盤の容量確認とアース接続も忘れずに

見えない部分だからこそ、丁寧な電気工事が安心につながる
それが長く快適に使うための第一歩です✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第16回~

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配管の工夫 ― 長く安心して使うために

 

 

 

エコキュートの性能をフルに発揮するには、本体の設置だけでなく「配管工事」が重要です。

見えない部分ですが、施工の質が快適性や省エネ性に直結します。


正しい接続が基本中の基本

 

エコキュートには複数の配管があり、役割が異なります。

  • 給水管:水道から水を取り入れる

  • 給湯管:温めたお湯を各所へ送る

  • 追い焚き管:浴槽との循環用

これらを間違えずに接続することが大前提です。

さらに接続部の締め付け不足やシール不良があると、水漏れや故障の原因となるため、丁寧な作業が求められます。


断熱材でしっかり保護

 

お湯の配管は断熱材で覆うことが必須です。

  • 熱損失を防ぎ、省エネ性をアップ

  • 配管表面の結露を防止

  • 冬場の凍結を軽減

断熱材の巻き方ひとつで耐久性が変わるため、経験豊富な職人は厚みや固定方法にまでこだわります。


寒冷地での凍結対策

 

寒い地域では配管凍結が大きな課題になります。

  • ヒーター線を巻いて加温

  • 断熱材を二重に施工

  • 水抜きバルブを設置して緊急時に排水可能に

こうした工夫によって、冬でも安心してお湯を使える環境を整えます。


配管ルートの工夫

 

現場ごとに建物の構造や敷地条件が違うため、配管ルートの工夫も重要です。

  • 点検しやすいように余裕を持たせる

  • 通路や床下では極力障害物を避ける

  • 長期使用を想定して交換しやすい位置に施工

施工のしやすさだけでなく、将来のメンテナンス性 を考えた配管計画が理想的です。


メンテナンスを見据えた工夫

 

定期的にフィルター掃除や点検を行う際に「配管が邪魔で作業ができない」とならないよう、余裕をもったレイアウトにするのも職人の腕の見せ所です。お客様に長く安心して使っていただくため、見えない部分ほど丁寧に施工します。


✅ まとめ

 

エコキュートの配管工事は、「正しい接続・断熱材による保護・凍結対策・将来を見据えたルート設計」 の4つがポイントです。


お客様の目には映らない部分にこそ職人の経験と工夫が詰まっており、その積み重ねが「長寿命・省エネ・安心」の3つを実現しているのです✨

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第15回~

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🔨 エコキュート設置工事の流れ ― 基礎から引き渡しまでの全工程

 

 

 

エコキュートを導入するとき、多くのお客様が気にされるのが「どんな流れで工事が進むのか?」という点です。


実際の現場では、基礎づくり → 機器設置 → 配管・配線接続 → 試運転 → 引き渡し という工程を一つひとつ丁寧に進めていきます。ここではその流れを詳しくご紹介します。


🏗 1. 基礎づくり

 

エコキュートのタンクは満水時に 500kgを超える重量 になります。

そのため、まずは土台となる基礎工事が必要です。

  • 地盤を掘削し、転圧で固める

  • コンクリート基礎を打設

  • 養生期間をしっかり確保し、十分な強度を確保

 

特に 水平精度 が重要で、数ミリの誤差でも後々の耐久性に大きく影響します。

職人はレーザー測定器を使い、入念に確認を重ねます。


⚙️ 2. 機器設置

 

基礎が固まったら、次はタンクユニットとヒートポンプユニットの設置です。

  • クレーンや台車を用いて慎重に搬入

  • 設置後はアンカーボルトでしっかり固定

  • 周囲にメンテナンススペースを確保

 

狭小地やマンションでは、搬入ルートの事前確認が欠かせません。

場合によっては柵を外したり、クレーンで吊り上げて搬入することもあります。


🔧 3. 配管・配線接続

 

続いて、給水管・給湯管・追い焚き管などの配管と、電源の配線を接続します。

  • 図面通りに正確に施工

  • 接続部の漏水確認

  • 電気工事士が専用ブレーカーへ安全に接続

この工程は「お湯がきちんと使えるかどうか」を左右する最重要ポイントです。


🚿 4. 試運転

 

設置が完了したら、試運転を行います。

  • 給湯やお風呂の動作確認

  • 設定温度や湯量のチェック

  • 漏電・漏水・異音の確認

この段階で不具合がないことを確認し、安心して使える状態に仕上げます。


🏡 5. 引き渡し

 

最後に、お客様へ操作方法や日常のお手入れ方法をご説明します。

  • リモコンの使い方

  • 節電モードの活用法

  • 定期メンテナンスの必要性

引き渡し後すぐに快適に使えるよう、実際に操作していただきながら説明するのが基本です。


✅ まとめ

 

エコキュート設置は、単に「機器を置く」だけではなく、基礎工事・正確な設置・配管配線・試運転・引き渡しという一連の流れを経て完成します。

どの工程も手を抜けないからこそ、安心で快適なお湯ライフが実現するのです🌱✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第14回~

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4. エコキュートのサイズ

― 家族構成と暮らし方で最適解は変わる ―

 

 

 

エコキュートのタンク容量は、「家族の人数」「生活習慣」「設置スペース」の3つを基準に選ぶのが鉄則です。

容量が不足すればお湯切れ、大きすぎれば光熱費の無駄につながります。

将来の暮らしも見据えて、慎重に選定する必要があります。


👪 家族人数別の標準目安

 

  • 2〜3人家族 → 370Lタイプ
    少人数の家庭に最適。シャワー中心の生活なら十分ですが、毎日湯船に浸かる家庭では少し余裕を持たせた方が安心です。

  • 4〜5人家族 → 460Lタイプ
    標準的なファミリーにもっとも人気。湯船・キッチン・洗面所の同時使用でも湯切れしにくい設計です。

  • 6人以上・二世帯 → 500L以上
    大家族や二世帯住宅の場合、500L以上の大容量が必須。来客が多い家庭にもおすすめです。


💡 ライフスタイルで変わる容量選び

 

人数だけでなく、家庭ごとの習慣が容量選びに大きく影響します。

  • 毎日湯船に入る家庭 → 少人数でも大きめ容量を選んだ方が快適。

  • シャワー中心の家庭 → 3人でも370Lで十分に足ります。

  • 帰宅時間がバラバラな家庭 → 使用時間が分散されるため、少し余裕を持たせた容量が安心。

  • 来客が多い家庭 → 普段以上にお湯を使うため、大きめサイズが安心。


📊 サイズ選びの落とし穴

 

  • 小さすぎる場合:夜間にお湯切れして追い焚きできず不便。

  • 大きすぎる場合:余分なお湯を常に加熱・保温するため光熱費が増加。

  • 将来の変化:子どもの成長や親との同居など、数年後を見越して余裕を持たせると後悔が少ない。


🏗️ 設置スペースとの兼ね合い

 

タンクは高さ約1.8m、直径70cmほどの大きさがあります。

狭小地や庭のない住宅では設置場所の制約が大きく、スリムタイプや小容量モデルを選ばざるを得ないこともあります。

  • 十分な設置スペースがある場合 → 生活に合った容量を自由に選択可能。

  • 限られたスペースしかない場合 → コンパクトタイプを選びつつ、湯切れリスクを最小限にする工夫が必要。


👉 サイズ選びは「人数・生活習慣・設置スペース」の3つを軸に考えることがポイントです。

施工業者としっかりヒアリングを重ねることで、最適な1台が選べます。

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第13回~

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3. 設置場所

― 基礎・通気・排水・環境、すべてが長寿命につながる ―

 

 

 

エコキュートを設置する際に最も重要なのは「どこに置くか」です。

タンクとヒートポンプは重量があり、運転音や排水も伴うため、ただ置けるスペースがあればよいというものではありません。

設置場所の選び方ひとつで、機器の寿命や効率、さらには住まい全体の快適さに直結します。


🏗️ コンクリート基礎の重要性

 

タンクユニットは満水時で400kg以上、場合によっては500kgを超える重量物となります。

そのため、地面に直接設置するのではなく、厚さ10〜15cm程度のコンクリート基礎を打設することが必須です。

  • 水平の確保:基礎が傾いているとタンクに歪みが生じ、配管の接続不良や寿命低下の原因になります。

  • 地盤補強:地盤が弱い場所では鉄筋を入れて補強したり、基礎面積を広げるなどの対策が必要です。


🌬️ ヒートポンプの設置条件

 

ヒートポンプは空気中の熱を利用するため、周囲の通気環境が非常に重要です。

  • 前面・側面に空間を確保:最低でも30cm以上、できれば50cm以上の空間を空けて設置。

  • 通風の妨げ防止:壁際に寄せすぎると吸排気効率が落ち、冬場には霜取り運転が頻発して電気代が増加します。

  • 落ち葉や積雪への配慮:吹き溜まりになる場所は避け、必要に応じて簡易屋根や防雪フードを設置することもあります。


💧 排水処理の工夫

 

エコキュートは運転中にドレン水(結露水)が発生します。

さらに点検や交換時にはタンクの中の大量の水を排出することもあります。

  • 勾配の確保:排水が自然に流れるように地面の傾斜を整備。

  • 水たまり防止:ドレン水が溜まると地盤沈下や害虫発生の原因になるため、排水経路を必ず確保。

  • 冬場の凍結防止:寒冷地では排水管が凍結しないように保温材や電熱ヒーターで対策する場合もあります。


🏘️ 生活環境への配慮

 

設置場所は機能性だけでなく、住環境への影響も考慮する必要があります。

  • 運転音の影響:ヒートポンプの運転音は比較的静かですが、深夜帯に稼働するため寝室や隣家の窓付近は避けた方が安心。

  • メンテナンス性:点検口やバルブに作業者がスムーズにアクセスできるよう、機器の周囲には前後左右30〜50cmの空間を残して設置。

  • 景観との調和:玄関や庭先に置く場合は見た目にも配慮し、塀や植栽で目隠しを施す工夫も有効です。


👉 設置場所を決める際は「基礎の強度・通気性・排水処理・生活環境」の4要素を満たすことが、長期的な安心につながります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第12回~

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【シリーズ②】こんなときが交換のサイン!~エコキュートの寿命と買い替えのタイミング~


第2回では、エコキュートの「寿命」や「交換タイミングの見極め方」について、具体的に解説していきます。


■ エコキュートの寿命って何年くらい?

 

エコキュートの寿命はおおよそ10〜15年程度と言われています。
タンク内部の劣化、ヒートポンプの摩耗、電装系統の故障などが主な経年劣化の要因です。

中には20年近く使っているケースもありますが、そういった機器は性能が著しく落ちていたり、修理部品が製造中止になっていることも多く、故障時には丸ごと交換になる場合がほとんどです。


■ 交換のサインを見逃さない!

 

次のような症状が現れたら、エコキュート本体または一部機器の老朽化のサインです。

🔧 お湯の温度が安定しない
→ 温度センサーや基板の劣化により、適温でお湯が供給されなくなります。

🔧 運転中に異音がする・振動が激しい
→ ヒートポンプの圧縮機やファンの摩耗が進んでいる可能性大。

🔧 水漏れ・結露がひどい
→ 配管のパッキンやタンク周辺の劣化によるもの。床への影響も懸念。

🔧 リモコンにエラーコード(例:H14、C21など)が表示される
→ メーカーによって内容は異なりますが、電装不良やセンサー異常を示しています。

特に冬場にいきなり故障するケースが多く、緊急のご相談が増える時期でもあります。


■ 故障したら修理?それとも交換?

 

製造から10年を超えた機種の場合、部品供給が終了していることが多く、修理不可や割高になることも


結果的に「修理費用+部品待ちの期間」を考えると、新しいモデルに交換した方がコストパフォーマンスが良いケースも珍しくありません。


■ 買い替えるなら今!最新型のエコキュートはここがすごい

 

近年のエコキュートは、高効率・高機能・省スペース化が進んでいます。

  • 学習機能付き:家庭の使用パターンを記憶し、最適な時間にお湯を沸かす

  • 自動除菌/自動配管洗浄:衛生的にお風呂が使える

  • スマホ連動:外出先から湯はり・確認が可能に!

また、省エネ基準の改正により、補助金制度の対象にもなりやすくなっています。


■ 定期点検と早めの相談がカギ!

 

「まだ使えるけど不安…」という段階での点検・相談が理想的です。
交換する際も、施工のスケジュールや補助金の申請準備がスムーズになります。

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第11回~

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荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

 

【シリーズ①】そもそもエコキュートって何?~暮らしが変わる省エネ給湯設備~


このシリーズでは、エコキュートの新設・交換をご検討中の方、または興味はあるけどよく分からないという方に向けて、わかりやすく・丁寧に情報をお届けしていきます。

第1回は、エコキュートの基本情報や仕組み、導入のメリットなどを詳しくご紹介します。


■ エコキュートって何?

 

「エコキュート」とは、空気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かす電気給湯機です。

正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」。
自然冷媒(CO₂)を使って空気の熱を集め、それを効率的に利用してお湯をつくるという、環境と家計にやさしい次世代型給湯システムです。

従来のガス給湯器や電気温水器に比べ、消費エネルギーを最大で1/3ほどに削減できるといわれています。


■ “エコ”と“キュート”の意味とは?

 

意外と知られていませんが、「エコキュート」という言葉には意味があります。

  • エコ:エコロジー(Ecology)、エコノミー(Economy)=環境にやさしく、経済的

  • キュート:給湯(Q→Kyuto)をもじった造語

つまり、「エコ+給湯」でエコキュートなんです。ネーミングからして、省エネ・節約志向の家づくりにピッタリな設備だということがわかります。


■ エコキュートの3つの大きな魅力

 

✅ 夜間電力でお得にお湯をためる

エコキュートは、電気代が安い夜間時間帯にお湯をまとめて沸かし、タンクに貯めて使う仕組みです。
特に「深夜電力プラン(時間帯別料金)」を契約されているご家庭では、月々の光熱費が大幅に節約可能です。

✅ 火を使わないから、子どもにもシニアにも安全

ガスを使わず電気だけで稼働するため、一酸化炭素中毒のリスクや火災の心配がほぼゼロ
また、高温になりすぎない設計がされているため、お子さまが浴室でうっかり触っても安全性が高いのもポイントです。

✅ 貯湯タンクが災害時に活躍!

370L〜460Lものお湯をためておけるため、地震・停電などの緊急時には非常用水として活用可能
実際、過去の災害時にも「飲用以外で洗顔・洗濯・トイレなどに使えた」との報告が数多くあります。


■ どんな人・家庭に向いているの?

 

  • オール電化住宅の方

  • ガス代が高騰して困っている方

  • お子様や高齢者がいる家庭

  • 災害時の備えを重視する方

  • 光熱費を長期的に抑えたい方

このようなご家庭には、エコキュート導入のメリットが非常に大きいです。


■ 当社がサポートいたします!

 

初めての方でもご安心ください。
機種の選定から施工、メンテナンスまでワンストップ対応しております。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

 

 

エアコン工事の未来──ゼロカーボン時代に向けた進化と挑戦

 

 

 

今回は、今後ますます重要性を増していく「エアコン工事の未来」についてご紹介します。

気候変動対策や再生可能エネルギーの普及、そして“ゼロカーボン社会”の実現に向け、エアコンの工事・設置・運用のあり方は大きな転換期を迎えています。


◆ キーワードは「高効率+スマート制御」

 

従来のエアコンは、設定温度に応じてON/OFFを繰り返す単純な制御が主流でしたが、近年では、

  • AIによる室内環境学習

  • 人感・温度センサーによる自動調整

  • スマートフォン連携による遠隔制御

 

など、効率的な運転で電力消費を最小限に抑える技術が急速に進化しています。

これらの機能を最大限に発揮させるためには、機器の性能を理解し、最適な設置条件で工事を行う知識と技術が不可欠です。


◆ 再生可能エネルギーとの連携が主流に

 

今後、住宅やオフィスでは太陽光発電+蓄電池+高効率エアコンというセットが普及していくと予測されています。

✅ 太陽光で発電
✅ 昼間に蓄電池へ貯める
✅ 夜間や曇りでもエアコン運転が可能

こうしたエネルギー自給型の住宅・施設が増えていくなかで、電力使用量を考慮した施工・設定ができるエアコン業者の価値が高まります。


◆ 次世代冷媒と脱フロンへの流れ

 

HFC冷媒(R32など)は今後、さらにGWPの低い新冷媒(例:R454Cなど)へ移行が進むと予想されます。

これに対応するには、

  • 新冷媒に対応した施工資格・講習の取得

  • 冷媒取り扱いマニュアルの更新

  • 社内での再教育や技能共有の徹底

 

といった対応力が必要です。つまり、施工者自身の“アップデート”が業界の未来を支える鍵になります。


◆ リモート点検・保守の時代へ

 

IoTの導入により、将来的には、

  • エアコンの故障をAIが事前予測

  • フィルター汚れやガス不足をスマホに通知

  • 故障診断を遠隔で実施

 

といった**「非対面型メンテナンス」**も現実のものとなります。

これにより、現場訪問の回数や修理の手戻りが減り、環境負荷や人件費も削減できます。


◆ まとめ:未来のエアコン工事は「知識・技術・環境配慮」の融合へ

 

これからのエアコン工事業者に求められるのは、

  • 技術力(施工精度)

  • 知識力(省エネ・冷媒・再エネ)

  • 提案力(最適プランニング)

  • 環境対応力(法令・回収・SDGs)

 

という多面的な総合力です。

快適な空間を支えるだけでなく、地球と未来のことまで考えるエアコン工事──
その担い手として、私たちの役割はますます重要になっていくでしょう。

 

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第9回~

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荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

エアコン工事と環境問題──快適さの裏にある“見えない負荷”とは?

 

 

今回は、私たちの暮らしに欠かせない「エアコン」と、それに関わる工事が環境に与える影響について、少し深掘りしてみたいと思います。

家庭やオフィス、店舗など、あらゆる場所で使用されるエアコン。快適な空間をつくる一方で、製造・施工・運用の各段階で環境負荷が発生しているのをご存じでしょうか?


◆ 見落としがちな「冷媒ガス」の影響

 

エアコンの心臓部とも言えるのが「冷媒(れいばい)ガス」。冷媒とは、空気中の熱を運ぶための特殊なガスで、現在はR32やR410AといったHFC系冷媒が主流です。

これらの冷媒は、地球温暖化係数(GWP)が非常に高く、大気中に漏れた場合の温室効果がCO₂の数百倍〜千倍にも達します。

つまり、施工不良による冷媒漏れは地球環境に大きな悪影響を与えるのです。

◎ よくある冷媒漏れの原因:

  • 配管接続の不良(ナットの締め不足)

  • 冷媒管の曲げ加工ミス

  • 施工後の真空引き不足

 

こうした事態を防ぐには、熟練した技術者による丁寧な工事と、適正な機材管理・点検が不可欠です。


◆ 消費電力=CO₂排出につながる

 

エアコンの運転には大量の電力が必要です。特に夏場や冬場のピーク時には、エアコンが家庭の消費電力の約3〜4割を占めるとも言われています。

この電力が火力発電に頼っている限り、エアコンの使用量=CO₂排出量増加に直結します。

したがって、高効率の省エネ型エアコンを正しく設置することが、環境への第一歩となります。


◆ 不適切な廃棄処理が招く“環境汚染”

 

古くなったエアコンの撤去や交換の際、冷媒ガスを大気に放出したまま処分してしまうと、法律違反であるばかりでなく、大気汚染につながります。

施工業者として大切なのは、以下のような適正処理フローを徹底すること。

  • 回収用機器による冷媒ガスの抜き取り

  • 指定業者による機器の分解・破棄

  • フロン排出抑制法に基づいた報告・管理

 

環境意識の高いエアコン工事業者としては、**「設置だけでなく、撤去にも責任を持つ」**姿勢が重要です。


◆ まとめ:環境に優しいエアコン工事とは

 

エアコン工事は「快適空間の提供」だけではなく、「環境保全とのバランス」も問われる時代に突入しています。

  • 正確で漏れのない施工

  • 高効率機器の提案

  • 適正な廃棄と冷媒回収

  • 法令順守と記録管理

 

こうした地道な取り組みが、未来の地球環境を守る大切な一歩となるのです。

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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