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荒木電機のよもやま話~第22回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っている

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

 

【エコキュート応用編】

🚿 給湯スタイルの選択

― 暮らしに合ったタイプを選ぶことが満足度の決め手 ―

エコキュートには、
大きく分けて 3つの給湯スタイル があります。

「どれを選んでも同じ」
と思われがちですが、
実は 使い方に合っていないと不便 に感じることも😥

ここでは、それぞれの特徴を詳しく解説します。


♨️ フルオートタイプ

 

最も人気の高い万能タイプ

フルオートは、
✔ 自動お湯はり
✔ 追いだき
✔ 自動保温
✔ 自動足し湯

すべてを自動で行ってくれるタイプです✨

向いているご家庭

👨‍👩‍👧‍👦 家族が多い
🛁 入浴時間がバラバラ
♨️ いつでも快適に使いたい

操作の手間が少なく、
快適性重視の方におすすめです😊


🚿 セミオートタイプ

 

必要な機能を絞った実用型

セミオートは、
✔ 自動お湯はり
❌ 追いだきなし

というタイプです。

特徴

・機能がシンプル
・フルオートより価格を抑えられる
・故障リスクが比較的少ない

👫 少人数世帯
🛁 入浴時間が比較的決まっている
方に向いています。


🚰 給湯専用タイプ

 

とにかくシンプル&低コスト

給湯専用タイプは、
お湯はりや追いだきも
手動操作 となります。

特徴

✔ 初期費用が安い
✔ 操作がシンプル
✔ メンテナンス性が高い

👤 一人暮らし
🏠 セカンドハウス
など、使用頻度が少ない場合に適しています。


🧠 給湯スタイル選びで大切な視点

 

タイプ選びで重要なのは、
「今の暮らし」だけでなく「これから」 です。

✔ 家族構成の変化
✔ 子どもの成長
✔ 将来の住み方

数年後の生活を想像して選ぶことで、
後悔のない選択ができます😊


💡 給湯スタイル選択まとめ

 

エコキュートは、
家庭ごとに最適解が異なる設備 です。

♨️ フルオート → 快適性重視
🚿 セミオート → バランス重視
🚰 給湯専用 → コスト重視

ライフスタイルに合った選択が、
満足度と省エネ効果を高めます✨


🎍 年末のご挨拶 🎍

 

今年も一年、
エコキュートに関する情報をご覧いただき、誠にありがとうございました😊

省エネ・快適・安心な暮らしを支える設備として、
エコキュートの魅力をお伝えできていれば幸いです。

来年も
♨️ 分かりやすく
🏠 暮らしに役立つ
✨ 実践的な情報

をお届けしてまいります。
どうぞ良いお年をお迎えください🎍🌅

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第21回~

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【エコキュート応用編】

🏗️ 施工時の注意点

― 安心・安全に長く使うために欠かせない基礎と設置ポイント ―

エコキュートは、省エネ性が高く、環境にも家計にもやさしい給湯設備として、多くのご家庭に導入されています♨️
しかし、実は 「設置工事」こそがエコキュートの性能と寿命を左右する重要なポイント です。

ここでは、エコキュート施工時に特に注意すべき点を、分かりやすく解説します😊


⚖️ エコキュートは想像以上に「重い」

 

まず知っておきたいのが、エコキュートの重量です。

💧 貯湯タンク(370L・460Lなど)
➡️ 満水時は500kg以上 になることも珍しくありません😲

この重量を支えるためには、
✔ 十分な強度
✔ 平坦で安定した設置面
が必須です。


🧱 コンクリート基礎は必須条件

 

エコキュートの設置には、
しっかりしたコンクリート基礎 が必要です🏗️

基礎が不十分だと起こるトラブル

❌ 本体の傾き
❌ 配管への負荷
❌ 振動・騒音の増加
❌ 最悪の場合、転倒の危険

見えない部分だからこそ、
基礎工事は決して妥協できません。


📐 基礎工事でチェックすべきポイント

 

施工時には、以下の点を必ず確認します👇

🔹 厚み・強度が十分か
🔹 水平がしっかり取れているか
🔹 地盤が沈下しやすくないか
🔹 雨水が溜まらない構造か

特に、
🏠 古い住宅
🏡 軟弱地盤
の場合は、補強工事が必要になることもあります。


🔊 騒音・振動への配慮も重要

 

エコキュートは夜間に稼働することが多いため、
設置場所の選定 も重要です🌙

✔ 寝室の近くを避ける
✔ 隣家との距離を考慮
✔ 防振ゴムの使用

こうした配慮が、
近隣トラブルの防止につながります🤝


❄️ 凍結対策・排水処理も忘れずに

 

寒冷地では
❄️ 配管の凍結対策
🚿 排水の処理方法
も重要です。

・保温材の施工
・凍結防止ヒーター
・排水経路の確保

これらを適切に行うことで、
冬場も安心して使用できます😊


📝 施工時の注意点まとめ

 

エコキュートの施工で大切なのは、
「設置できるか」ではなく
「安全に、長く使えるか」 です。

✔ 重量を支える強固な基礎
✔ 正確な水平設置
✔ 騒音・振動・凍結への配慮

これらが揃ってこそ、
エコキュート本来の性能が発揮されます✨

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第20回~

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♨️メンテナンスの基本
〜快適な給湯を長く保つために〜


エコキュートは高性能で省エネな給湯システムですが、
その性能を長く維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。

特に、フィルター清掃やタンクの排水は簡単にできるお手入れとして重要です。


🧽 フィルター清掃

 

給湯器内部には、水道水のゴミや砂を取り除くための**ストレーナー(フィルター)**がついています。
長期間掃除をしないと、目詰まりして水圧が弱くなったり、お湯の出が悪くなったりします。

🔹清掃の目安:1〜2か月に1回程度
🔹方法:

  1. 給水栓を閉じる

  2. フィルターを外して水洗い

  3. 汚れがひどい場合はブラシで軽くこすり、再度セット

こうした日常的な手入れだけで、機器の寿命が大きく変わります。


💧 タンクの排水

 

貯湯タンクの底には、時間とともに水垢や沈殿物が溜まります。
これをそのまま放置すると、湯量の低下や異臭の原因になることも。

1年に1回程度、タンクの排水バルブを開けて水を抜くことで内部をリフレッシュできます。
メーカーによっては、排水の際にヒーターが作動しないよう一時的に停止モードを設ける機種もあります。


⚙️ その他のメンテナンス

 

・リモコン表示のエラーを定期チェック
・貯湯ユニット周辺の落ち葉・ホコリを掃除
・ヒートポンプユニットのフィン(熱交換部分)をブラシで軽く清掃

これらを怠らないことで、
熱効率が下がらず、消費電力の無駄も防げます。


🧠 プロによる年次点検

 

家庭でできるお手入れに加え、1年に1度は専門業者の点検を受けるのが理想です。
配管の劣化、電気系統の異常、漏電チェックなど、
一般の方では見落としがちな箇所をしっかり確認してもらえます。

「まだ使えるから大丈夫」と思っていても、
内部では小さなトラブルが進行していることも少なくありません。


🌈 まとめ

 

エコキュートは「設置したら終わり」ではなく、育てていく機械です。
定期的なメンテナンスを行うことで、
省エネ性能・お湯の安定供給・機器の長寿命化がすべて実現します。

日々のお手入れが、快適で安心な生活を支えています。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第19回~

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凍結防止の知識と対策
〜エコキュートを守る冬の備え〜


寒冷地や冬季の冷え込みが厳しい地域では、エコキュートの凍結防止対策が欠かせません。
給湯器の内部や配管が凍結してしまうと、お湯が出なくなるだけでなく、配管の破損にもつながる危険があります。
ここでは、冬でも安心してお湯を使えるようにするための基本的な仕組みと対策をご紹介します。


❄️ 凍結の仕組みとは

 

エコキュートは外気にさらされた屋外に設置されることが多く、
寒波が到来したときには、タンクや配管内の水が氷点下で凍りつくことがあります。

特に注意すべきなのは、

  • 給湯・給水配管の露出部分

  • 外壁沿いの細いパイプ

  • 北側や日陰に設置された機器周辺

こうした箇所は冷気が滞留しやすく、凍結のリスクが高まります。


凍結を防ぐための仕組み

 

寒冷地仕様のエコキュートには、あらかじめ凍結防止ヒーターが搭載されています。
このヒーターが自動的に作動し、配管を一定の温度に保つことで凍結を防止します。

また、**保温材(断熱材)**でパイプを覆うことで、外気からの冷気を遮断し、
熱を逃がさないようにすることも有効です。

施工時に、配管を地中に埋設したり、壁に沿わせて保護管を通すことで、
機器全体の耐寒性を高める工夫も行われています。


凍結を防ぐ日常のポイント

 

1️⃣ 電源を切らない
 凍結防止ヒーターは電源が入っていないと作動しません。
 長期不在でもブレーカーは切らず、通電状態を維持しておくことが大切です。

2️⃣ お湯を少しずつ流す
 夜間など気温が下がる時間帯に、蛇口から細く水を流し続けることで凍結を防ぐことができます。
 動いている水は凍りにくいという性質を利用した方法です。

3️⃣ 給湯配管を点検する
 配管が風にさらされていたり、保温材が劣化していないか定期的に確認します。
 隙間がある場合は保温テープを補修しておくと安心です。


⚠️ 凍ってしまった場合の対処

 

もし配管が凍ってしまったら――

  • 熱湯を直接かけない(破裂の危険あり)

  • ドライヤーなどでゆっくり温める

  • タオルを巻いてぬるま湯をかける

これらの方法で少しずつ解凍します。
凍結が解けたあとに水漏れがある場合は、すぐに専門業者に相談を。


まとめ

 

エコキュートの凍結対策は、予防がすべてです。
ヒーターや保温材の点検を怠らず、
日頃から少しの意識で大きなトラブルを防ぐことができます。

寒さに強いエコキュートを保つことは、
「お湯を絶やさない暮らし」を守ることでもあります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第18回~

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エコキュートの騒音対策

 

 

 

🌙 夜でも安心!静かなヒートポンプの秘密と設置の工夫

 

エコキュートは「ヒートポンプ」という装置を使って空気の熱を集め、お湯を沸かします。
このヒートポンプユニットにはファンとコンプレッサーが内蔵されており、
運転中には一定の稼働音が発生します。

とはいえ、最新機種では非常に静か✨
静音設計が進み、夜間運転でもほとんど気にならないレベルになっています。


🔊 騒音の目安はどのくらい?

 

一般的なエコキュートの稼働音は40dB前後
これは図書館の静けさや、エアコンの室外機程度の音量です。

しかし、周囲の環境や設置条件によっては、
「音が響く」「壁に反射して気になる」といったケースもあります。

特に夜間は周囲が静かになるため、
小さな音でも敏感に感じやすくなります🌙


🏠 騒音を抑える設置のコツ

 

設置時のちょっとした配慮で、騒音の感じ方は大きく変わります👇

🔹 ① 隣家や寝室から距離を取る

ヒートポンプは壁や窓、隣家との距離が近いと、反射音が気になりやすくなります。
できるだけ建物の角や道路側など、音が抜ける方向に設置するのが理想です。


🔹 ② 固定部分に防振ゴムを使用する

 

ヒートポンプの振動が地面や壁に伝わると、
「ブーン」という低周波音が響くことがあります。
防振ゴムや架台クッションを使用することで、振動を大幅に軽減できます🔧


🔹 ③ 周囲に反射する壁を避ける

 

コンクリート塀や狭い通路など、音が反射しやすい場所は避けるのがベスト。
もし避けられない場合は、防音パネルや植栽を設置して“音の吸収”を促します🌿


🌤️ メーカーの静音化技術

 

近年のエコキュートは、

  • ファンの形状を改良して風切り音を軽減

  • コンプレッサーを防音カバーで覆う

  • 夜間モード(静音運転)を搭載

など、技術的にも大きく進化しています。

夜中にお湯を沸かす「夜間電力モード」でも、
従来より格段に静かに稼働するため、近隣への配慮もしやすくなりました🌙


🧩 ご近所トラブルを防ぐために

 

音の問題は、感じ方に個人差があります。
設置前には、
「ここに置くと音が届くかも?」というポイントを施工業者と一緒に確認しておきましょう。

特に住宅密集地では、音の方向や風向きまで考慮した設置が大切です。
トラブルを防ぐことで、長く安心して使い続けることができます😊


💬 まとめ

 

✅ エコキュートの稼働音は約40dB(図書館並み)
✅ 設置場所と防振対策で、音の感じ方は大きく変わる
✅ 最新機種は静音化が進み、夜間でも安心
✅ 隣家への配慮が“快適な暮らし”をつくる鍵


エコキュートは、ただの給湯器ではなく、
快適な生活と環境を両立するスマート設備です🌿


安全な電気工事と、静かな設置環境――
この2つが揃ってこそ、本当の“安心リフォーム”が完成します✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第17回~

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エコキュート設置と電気工事の関係

 

 

 

⚡ 200V専用回路が欠かせない理由

 

エコキュートは「空気の熱でお湯をつくる」次世代給湯システム。
省エネ性や環境性の高さから、多くのご家庭で導入が進んでいます🌏

ただし――
設置には必ず電気工事が必要です。
なぜなら、エコキュートはヒートポンプユニットを動かすために200Vの電力を使用するからです。


🔌 専用回路とは?

 

一般的な家庭のコンセントは100V。
しかし、エコキュートは消費電力が高いため、他の電化製品と同じ回路で使用するとブレーカーが落ちる危険があります⚠️

そこで必要になるのが、200V専用回路です。

電気工事士が分電盤(ブレーカー)から専用の配線を引き、
ヒートポンプユニットまで安全に電気を供給できるようにします。

この「専用回路」があることで、
・電圧の安定
・機器の寿命延長
・漏電や過負荷の防止
が可能になります💡


🧰 電気工事の流れ

 

エコキュートの電気工事は、次の手順で進められます👇

1️⃣ 分電盤の確認
 → 空きブレーカーの有無、容量、配線経路をチェック。

2️⃣ 専用配線の設置
 → ブレーカーから屋外のエコキュート設置位置まで、200V線を配線。
  建物の構造に合わせて、モール配線や露出配管などを選択。

3️⃣ アース(接地)工事
 → 落雷時などの感電防止のため、アースを確実に接続。

4️⃣ 電圧確認・試運転
 → 電圧が安定しているか、電流値が正常かを測定。

このように、専門的な資格を持つ電気工事士による施工が必須です🔧


💡 既存住宅での注意点

 

既に給湯器が設置されている住宅では、
分電盤の容量が不足していたり、配線が老朽化しているケースもあります。

その場合は、電気容量の増設工事分電盤の交換が必要になることも。
特に古い住宅では、設置前の現地調査がとても重要です🏠


🌈 まとめ

 

✅ エコキュートは200Vの電力が必要
✅ 安全のため、専用回路を設ける
✅ 電気工事士による施工が必須
✅ 分電盤の容量確認とアース接続も忘れずに

見えない部分だからこそ、丁寧な電気工事が安心につながる
それが長く快適に使うための第一歩です✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第16回~

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配管の工夫 ― 長く安心して使うために

 

 

 

エコキュートの性能をフルに発揮するには、本体の設置だけでなく「配管工事」が重要です。

見えない部分ですが、施工の質が快適性や省エネ性に直結します。


正しい接続が基本中の基本

 

エコキュートには複数の配管があり、役割が異なります。

  • 給水管:水道から水を取り入れる

  • 給湯管:温めたお湯を各所へ送る

  • 追い焚き管:浴槽との循環用

これらを間違えずに接続することが大前提です。

さらに接続部の締め付け不足やシール不良があると、水漏れや故障の原因となるため、丁寧な作業が求められます。


断熱材でしっかり保護

 

お湯の配管は断熱材で覆うことが必須です。

  • 熱損失を防ぎ、省エネ性をアップ

  • 配管表面の結露を防止

  • 冬場の凍結を軽減

断熱材の巻き方ひとつで耐久性が変わるため、経験豊富な職人は厚みや固定方法にまでこだわります。


寒冷地での凍結対策

 

寒い地域では配管凍結が大きな課題になります。

  • ヒーター線を巻いて加温

  • 断熱材を二重に施工

  • 水抜きバルブを設置して緊急時に排水可能に

こうした工夫によって、冬でも安心してお湯を使える環境を整えます。


配管ルートの工夫

 

現場ごとに建物の構造や敷地条件が違うため、配管ルートの工夫も重要です。

  • 点検しやすいように余裕を持たせる

  • 通路や床下では極力障害物を避ける

  • 長期使用を想定して交換しやすい位置に施工

施工のしやすさだけでなく、将来のメンテナンス性 を考えた配管計画が理想的です。


メンテナンスを見据えた工夫

 

定期的にフィルター掃除や点検を行う際に「配管が邪魔で作業ができない」とならないよう、余裕をもったレイアウトにするのも職人の腕の見せ所です。お客様に長く安心して使っていただくため、見えない部分ほど丁寧に施工します。


✅ まとめ

 

エコキュートの配管工事は、「正しい接続・断熱材による保護・凍結対策・将来を見据えたルート設計」 の4つがポイントです。


お客様の目には映らない部分にこそ職人の経験と工夫が詰まっており、その積み重ねが「長寿命・省エネ・安心」の3つを実現しているのです✨

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第15回~

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🔨 エコキュート設置工事の流れ ― 基礎から引き渡しまでの全工程

 

 

 

エコキュートを導入するとき、多くのお客様が気にされるのが「どんな流れで工事が進むのか?」という点です。


実際の現場では、基礎づくり → 機器設置 → 配管・配線接続 → 試運転 → 引き渡し という工程を一つひとつ丁寧に進めていきます。ここではその流れを詳しくご紹介します。


🏗 1. 基礎づくり

 

エコキュートのタンクは満水時に 500kgを超える重量 になります。

そのため、まずは土台となる基礎工事が必要です。

  • 地盤を掘削し、転圧で固める

  • コンクリート基礎を打設

  • 養生期間をしっかり確保し、十分な強度を確保

 

特に 水平精度 が重要で、数ミリの誤差でも後々の耐久性に大きく影響します。

職人はレーザー測定器を使い、入念に確認を重ねます。


⚙️ 2. 機器設置

 

基礎が固まったら、次はタンクユニットとヒートポンプユニットの設置です。

  • クレーンや台車を用いて慎重に搬入

  • 設置後はアンカーボルトでしっかり固定

  • 周囲にメンテナンススペースを確保

 

狭小地やマンションでは、搬入ルートの事前確認が欠かせません。

場合によっては柵を外したり、クレーンで吊り上げて搬入することもあります。


🔧 3. 配管・配線接続

 

続いて、給水管・給湯管・追い焚き管などの配管と、電源の配線を接続します。

  • 図面通りに正確に施工

  • 接続部の漏水確認

  • 電気工事士が専用ブレーカーへ安全に接続

この工程は「お湯がきちんと使えるかどうか」を左右する最重要ポイントです。


🚿 4. 試運転

 

設置が完了したら、試運転を行います。

  • 給湯やお風呂の動作確認

  • 設定温度や湯量のチェック

  • 漏電・漏水・異音の確認

この段階で不具合がないことを確認し、安心して使える状態に仕上げます。


🏡 5. 引き渡し

 

最後に、お客様へ操作方法や日常のお手入れ方法をご説明します。

  • リモコンの使い方

  • 節電モードの活用法

  • 定期メンテナンスの必要性

引き渡し後すぐに快適に使えるよう、実際に操作していただきながら説明するのが基本です。


✅ まとめ

 

エコキュート設置は、単に「機器を置く」だけではなく、基礎工事・正確な設置・配管配線・試運転・引き渡しという一連の流れを経て完成します。

どの工程も手を抜けないからこそ、安心で快適なお湯ライフが実現するのです🌱✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第14回~

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4. エコキュートのサイズ

― 家族構成と暮らし方で最適解は変わる ―

 

 

 

エコキュートのタンク容量は、「家族の人数」「生活習慣」「設置スペース」の3つを基準に選ぶのが鉄則です。

容量が不足すればお湯切れ、大きすぎれば光熱費の無駄につながります。

将来の暮らしも見据えて、慎重に選定する必要があります。


👪 家族人数別の標準目安

 

  • 2〜3人家族 → 370Lタイプ
    少人数の家庭に最適。シャワー中心の生活なら十分ですが、毎日湯船に浸かる家庭では少し余裕を持たせた方が安心です。

  • 4〜5人家族 → 460Lタイプ
    標準的なファミリーにもっとも人気。湯船・キッチン・洗面所の同時使用でも湯切れしにくい設計です。

  • 6人以上・二世帯 → 500L以上
    大家族や二世帯住宅の場合、500L以上の大容量が必須。来客が多い家庭にもおすすめです。


💡 ライフスタイルで変わる容量選び

 

人数だけでなく、家庭ごとの習慣が容量選びに大きく影響します。

  • 毎日湯船に入る家庭 → 少人数でも大きめ容量を選んだ方が快適。

  • シャワー中心の家庭 → 3人でも370Lで十分に足ります。

  • 帰宅時間がバラバラな家庭 → 使用時間が分散されるため、少し余裕を持たせた容量が安心。

  • 来客が多い家庭 → 普段以上にお湯を使うため、大きめサイズが安心。


📊 サイズ選びの落とし穴

 

  • 小さすぎる場合:夜間にお湯切れして追い焚きできず不便。

  • 大きすぎる場合:余分なお湯を常に加熱・保温するため光熱費が増加。

  • 将来の変化:子どもの成長や親との同居など、数年後を見越して余裕を持たせると後悔が少ない。


🏗️ 設置スペースとの兼ね合い

 

タンクは高さ約1.8m、直径70cmほどの大きさがあります。

狭小地や庭のない住宅では設置場所の制約が大きく、スリムタイプや小容量モデルを選ばざるを得ないこともあります。

  • 十分な設置スペースがある場合 → 生活に合った容量を自由に選択可能。

  • 限られたスペースしかない場合 → コンパクトタイプを選びつつ、湯切れリスクを最小限にする工夫が必要。


👉 サイズ選びは「人数・生活習慣・設置スペース」の3つを軸に考えることがポイントです。

施工業者としっかりヒアリングを重ねることで、最適な1台が選べます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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荒木電機のよもやま話~第13回~

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3. 設置場所

― 基礎・通気・排水・環境、すべてが長寿命につながる ―

 

 

 

エコキュートを設置する際に最も重要なのは「どこに置くか」です。

タンクとヒートポンプは重量があり、運転音や排水も伴うため、ただ置けるスペースがあればよいというものではありません。

設置場所の選び方ひとつで、機器の寿命や効率、さらには住まい全体の快適さに直結します。


🏗️ コンクリート基礎の重要性

 

タンクユニットは満水時で400kg以上、場合によっては500kgを超える重量物となります。

そのため、地面に直接設置するのではなく、厚さ10〜15cm程度のコンクリート基礎を打設することが必須です。

  • 水平の確保:基礎が傾いているとタンクに歪みが生じ、配管の接続不良や寿命低下の原因になります。

  • 地盤補強:地盤が弱い場所では鉄筋を入れて補強したり、基礎面積を広げるなどの対策が必要です。


🌬️ ヒートポンプの設置条件

 

ヒートポンプは空気中の熱を利用するため、周囲の通気環境が非常に重要です。

  • 前面・側面に空間を確保:最低でも30cm以上、できれば50cm以上の空間を空けて設置。

  • 通風の妨げ防止:壁際に寄せすぎると吸排気効率が落ち、冬場には霜取り運転が頻発して電気代が増加します。

  • 落ち葉や積雪への配慮:吹き溜まりになる場所は避け、必要に応じて簡易屋根や防雪フードを設置することもあります。


💧 排水処理の工夫

 

エコキュートは運転中にドレン水(結露水)が発生します。

さらに点検や交換時にはタンクの中の大量の水を排出することもあります。

  • 勾配の確保:排水が自然に流れるように地面の傾斜を整備。

  • 水たまり防止:ドレン水が溜まると地盤沈下や害虫発生の原因になるため、排水経路を必ず確保。

  • 冬場の凍結防止:寒冷地では排水管が凍結しないように保温材や電熱ヒーターで対策する場合もあります。


🏘️ 生活環境への配慮

 

設置場所は機能性だけでなく、住環境への影響も考慮する必要があります。

  • 運転音の影響:ヒートポンプの運転音は比較的静かですが、深夜帯に稼働するため寝室や隣家の窓付近は避けた方が安心。

  • メンテナンス性:点検口やバルブに作業者がスムーズにアクセスできるよう、機器の周囲には前後左右30〜50cmの空間を残して設置。

  • 景観との調和:玄関や庭先に置く場合は見た目にも配慮し、塀や植栽で目隠しを施す工夫も有効です。


👉 設置場所を決める際は「基礎の強度・通気性・排水処理・生活環境」の4要素を満たすことが、長期的な安心につながります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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