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荒木電機のよもやま話~第16回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っている

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

 

配管の工夫 ― 長く安心して使うために

 

 

 

エコキュートの性能をフルに発揮するには、本体の設置だけでなく「配管工事」が重要です。

見えない部分ですが、施工の質が快適性や省エネ性に直結します。


正しい接続が基本中の基本

 

エコキュートには複数の配管があり、役割が異なります。

  • 給水管:水道から水を取り入れる

  • 給湯管:温めたお湯を各所へ送る

  • 追い焚き管:浴槽との循環用

これらを間違えずに接続することが大前提です。

さらに接続部の締め付け不足やシール不良があると、水漏れや故障の原因となるため、丁寧な作業が求められます。


断熱材でしっかり保護

 

お湯の配管は断熱材で覆うことが必須です。

  • 熱損失を防ぎ、省エネ性をアップ

  • 配管表面の結露を防止

  • 冬場の凍結を軽減

断熱材の巻き方ひとつで耐久性が変わるため、経験豊富な職人は厚みや固定方法にまでこだわります。


寒冷地での凍結対策

 

寒い地域では配管凍結が大きな課題になります。

  • ヒーター線を巻いて加温

  • 断熱材を二重に施工

  • 水抜きバルブを設置して緊急時に排水可能に

こうした工夫によって、冬でも安心してお湯を使える環境を整えます。


配管ルートの工夫

 

現場ごとに建物の構造や敷地条件が違うため、配管ルートの工夫も重要です。

  • 点検しやすいように余裕を持たせる

  • 通路や床下では極力障害物を避ける

  • 長期使用を想定して交換しやすい位置に施工

施工のしやすさだけでなく、将来のメンテナンス性 を考えた配管計画が理想的です。


メンテナンスを見据えた工夫

 

定期的にフィルター掃除や点検を行う際に「配管が邪魔で作業ができない」とならないよう、余裕をもったレイアウトにするのも職人の腕の見せ所です。お客様に長く安心して使っていただくため、見えない部分ほど丁寧に施工します。


✅ まとめ

 

エコキュートの配管工事は、「正しい接続・断熱材による保護・凍結対策・将来を見据えたルート設計」 の4つがポイントです。


お客様の目には映らない部分にこそ職人の経験と工夫が詰まっており、その積み重ねが「長寿命・省エネ・安心」の3つを実現しているのです✨

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っております。

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