オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2025年11月

荒木電機のよもやま話~第20回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っている

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

 

♨️メンテナンスの基本
〜快適な給湯を長く保つために〜


エコキュートは高性能で省エネな給湯システムですが、
その性能を長く維持するためには定期的なメンテナンスが欠かせません。

特に、フィルター清掃やタンクの排水は簡単にできるお手入れとして重要です。


🧽 フィルター清掃

 

給湯器内部には、水道水のゴミや砂を取り除くための**ストレーナー(フィルター)**がついています。
長期間掃除をしないと、目詰まりして水圧が弱くなったり、お湯の出が悪くなったりします。

🔹清掃の目安:1〜2か月に1回程度
🔹方法:

  1. 給水栓を閉じる

  2. フィルターを外して水洗い

  3. 汚れがひどい場合はブラシで軽くこすり、再度セット

こうした日常的な手入れだけで、機器の寿命が大きく変わります。


💧 タンクの排水

 

貯湯タンクの底には、時間とともに水垢や沈殿物が溜まります。
これをそのまま放置すると、湯量の低下や異臭の原因になることも。

1年に1回程度、タンクの排水バルブを開けて水を抜くことで内部をリフレッシュできます。
メーカーによっては、排水の際にヒーターが作動しないよう一時的に停止モードを設ける機種もあります。


⚙️ その他のメンテナンス

 

・リモコン表示のエラーを定期チェック
・貯湯ユニット周辺の落ち葉・ホコリを掃除
・ヒートポンプユニットのフィン(熱交換部分)をブラシで軽く清掃

これらを怠らないことで、
熱効率が下がらず、消費電力の無駄も防げます。


🧠 プロによる年次点検

 

家庭でできるお手入れに加え、1年に1度は専門業者の点検を受けるのが理想です。
配管の劣化、電気系統の異常、漏電チェックなど、
一般の方では見落としがちな箇所をしっかり確認してもらえます。

「まだ使えるから大丈夫」と思っていても、
内部では小さなトラブルが進行していることも少なくありません。


🌈 まとめ

 

エコキュートは「設置したら終わり」ではなく、育てていく機械です。
定期的なメンテナンスを行うことで、
省エネ性能・お湯の安定供給・機器の長寿命化がすべて実現します。

日々のお手入れが、快適で安心な生活を支えています。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

荒木電機のよもやま話~第19回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っている

荒木電機、更新担当の富山です。

 

 

 

凍結防止の知識と対策
〜エコキュートを守る冬の備え〜


寒冷地や冬季の冷え込みが厳しい地域では、エコキュートの凍結防止対策が欠かせません。
給湯器の内部や配管が凍結してしまうと、お湯が出なくなるだけでなく、配管の破損にもつながる危険があります。
ここでは、冬でも安心してお湯を使えるようにするための基本的な仕組みと対策をご紹介します。


❄️ 凍結の仕組みとは

 

エコキュートは外気にさらされた屋外に設置されることが多く、
寒波が到来したときには、タンクや配管内の水が氷点下で凍りつくことがあります。

特に注意すべきなのは、

  • 給湯・給水配管の露出部分

  • 外壁沿いの細いパイプ

  • 北側や日陰に設置された機器周辺

こうした箇所は冷気が滞留しやすく、凍結のリスクが高まります。


凍結を防ぐための仕組み

 

寒冷地仕様のエコキュートには、あらかじめ凍結防止ヒーターが搭載されています。
このヒーターが自動的に作動し、配管を一定の温度に保つことで凍結を防止します。

また、**保温材(断熱材)**でパイプを覆うことで、外気からの冷気を遮断し、
熱を逃がさないようにすることも有効です。

施工時に、配管を地中に埋設したり、壁に沿わせて保護管を通すことで、
機器全体の耐寒性を高める工夫も行われています。


凍結を防ぐ日常のポイント

 

1️⃣ 電源を切らない
 凍結防止ヒーターは電源が入っていないと作動しません。
 長期不在でもブレーカーは切らず、通電状態を維持しておくことが大切です。

2️⃣ お湯を少しずつ流す
 夜間など気温が下がる時間帯に、蛇口から細く水を流し続けることで凍結を防ぐことができます。
 動いている水は凍りにくいという性質を利用した方法です。

3️⃣ 給湯配管を点検する
 配管が風にさらされていたり、保温材が劣化していないか定期的に確認します。
 隙間がある場合は保温テープを補修しておくと安心です。


⚠️ 凍ってしまった場合の対処

 

もし配管が凍ってしまったら――

  • 熱湯を直接かけない(破裂の危険あり)

  • ドライヤーなどでゆっくり温める

  • タオルを巻いてぬるま湯をかける

これらの方法で少しずつ解凍します。
凍結が解けたあとに水漏れがある場合は、すぐに専門業者に相談を。


まとめ

 

エコキュートの凍結対策は、予防がすべてです。
ヒーターや保温材の点検を怠らず、
日頃から少しの意識で大きなトラブルを防ぐことができます。

寒さに強いエコキュートを保つことは、
「お湯を絶やさない暮らし」を守ることでもあります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

宮崎県西都市を拠点に空調工事やエコキュート、アンテナ工事などを行っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

お問い合わせはこちらから!